【新しいお風呂】暴れる猫にドライシャンプーがおすすめな理由
猫は頻繁に自分でグルーミングをするため、シャンプーは必要ないと思われている方も多いでしょう。
しかし、猫が自分で届かない範囲はグルーミングできず、汚れが溜まりやすくなります。
また、外に出る猫や長毛種の猫は、汚れが蓄積しやすく、日ごろのお手入れをラクにするためにもシャンプーをすることはおすすめです。
シャンプーの必要性は理解していても、水が苦手な猫は多く、なかなかシャンプーができないとお困りの方に向けて、本記事では、ドライシャンプーの利点や、選び方について紹介していきます。
猫のシャンプーにお困りの飼い主は、ぜひ最後までお読みください。
水で洗い流さなくて良い
ドライシャンプーは通常のシャンプー剤とは違い、水を使用せずに汚れを落とせるというのが大きな特徴です。
水嫌いな猫は、水に濡れることでパニックを起こし暴れまわり、飼い主または猫自身がケガをしてしまう可能性があります。
ドライシャンプーは水を使用せず、マッサージ感覚でシャンプーできるため、猫も飼い主もリラックスした状態で使うことができます。
老猫やケガをした猫にもおすすめ
水嫌いの猫にもドライシャンプーはおすすめですが、特におすすめしたいのは高齢猫やケガをした猫です。
通常のシャンプーは、水に濡れたり、乾かしたりと長時間かかるため、高齢猫には負担になる恐れがあります。
また、ケガをした猫の患部をあまり動かさず、水に濡れないようにシャンプーするにはドライシャンプーは最適と言えるでしょう。
ドライヤーで乾かす必要が無い
ドライヤーで乾かそうとしても大きな音と、熱風を嫌がり、猫が暴れてしまい、上手くできないこともあるでしょう。
ドライシャンプーを使用後は、軽く拭きとるだけで良いため、ドライヤーで乾かす必要が無いのもメリットの1つ。
また、病気や老化で寝たきりになっている猫にもおすすめできます。
ドライシャンプーであれば、身体を動かしてドライヤーをする必要がないので、寝たきりの猫にも優しく、飼い主も手軽にシャンプーをすることができます。
ドライシャンプーのタイプの選び方は?
ドライシャンプーには、大きく分けて3つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、愛猫に合ったドライシャンプーを選びましょう。
液体タイプ
液体タイプのドライシャンプーは、猫の被毛に直接スプレーする、または飼い主さまの手にスプレーをして、体に馴染ませた後にタオルなどで乾拭きするいった方法で使用されます。
直接スプレーをすると嫌がる猫も多いため、飼い主さまの手にスプレーをして、体に馴染ませる方法がおすすめです。
泡タイプ
泡タイプのドライシャンプーの使用方法は、猫の被毛にもみ込み拭きとるだけです。
ドライシャンプーの中では洗浄力が強い種類が多く、汚れが特に目立つ猫に使用することをおすすめします。
ただし、泡タイプは使用する際には、液体タイプと同様に猫の被毛が濡れてしまうため、苦手に感じる猫もいるので注意が必要です。
また泡立つための成分が含まれているため、体を舐める猫がそれを口に入れることに抵抗がある方は避けた方がいいでしょう。
シートタイプ
不織布のシートにシャンプー液を染み込ませているシートタイプは、シートで気になる箇所を拭きとるだけで良く、簡単に使用できるのが大きなメリットです。
ただし地肌ではなく洗浄力は上の2つと比べると表面上だけの汚れ落としとなるため、お尻や足の裏など、気になる箇所を拭くときに便利な種類です。
ドライシャンプーの成分で注意点は?
通常のシャンプーと違って、複数の準備をする必要もなく、簡単なドライシャンプーですが、
ドライシャンプーの形状だけでなく、以下の2点にも注意してドライシャンプーを選びましょう。
猫にとって安全な原料が使用されているか
猫は、舌で舐めてグルーミングをするため、ドライシャンプー剤が口に入ることがあります。
猫の口に入っても安全なように、石油原料が使用されておらず、食品由来または植物由来の成分から作られているドライシャンプーを選択しましょう。
香料が使われていないか
猫は、自身のにおいが変わってしまうとストレスを感じることがあります。
飼い主の「良いにおいにしてあげよう」という気持ちは、猫にとっては逆効果になるかもしれません。
また、猫の嗅覚は人間の数十万倍と言われています。
人間にとっては、ほのかな良い香りと思うかもしれませんが、猫にとってはきつい香りと感じる可能性があります。
無香料のドライシャンプーを選ぶことが無難ではあります。
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ドライシャンプーを見る記事執筆者・監修者
- 西尾 亮佑
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【ペット業界15年以上】
横浜ペットコミュニティ専門学院にてトリミング・訓練を学び、大手ペットショップ・ペットメーカーに勤務し、数多くのペットショップ・トリミングサロン・動物病院を視察。その中でペット業界の矛盾の多さや、利益優先に嫌気がさし、愛犬・愛猫の健康面を最優先に考える想いを貫くため、2020/07/15にDog&Cat CLEARを設立 愛猫18匹と愛犬2匹と共に『飼い主が健康を守る』を発信。
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