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【猫19匹の飼い主が実践】猫の脱走を防止する方法を紹介

猫の多頭街いをする時のp注意点

元ノラ猫や完全室内飼育をしている猫、大人しい性格の猫など、どのような猫でも脱走のリスクがあります。
そのため猫との暮らしを始める際には、必ず脱走対策が必要です。
猫の脱走対策をするには、猫が脱走する理由や脱走しやすい場所などを把握しておくことが重要です。
これから猫との暮らしを考えている方や、猫の脱走防止の方法について知りたい飼い主さんは、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 猫の脱走する理由は?
  2. :脱走しやすい猫の特徴
  3. 猫が脱走しやすい場所と対策

猫が脱走する理由は?

猫の多頭街い仲良く過ごす猫

猫が脱走しようとしている姿を見たり、実際に飼い猫が脱走してしまったりした飼い主は、「猫への接し方が悪かったから逃げ出してしまった」と自分を責めてしまうかもしれません。
しかし、猫が脱走するのは、さまざまな理由があり、飼い主が原因ではない場合もあります。
ここでは、猫が脱走する理由を4つ紹介します。

発情期

避妊や去勢をしていない猫は、年に2,3回、春と秋に発情期があります。
発情期を迎えた猫は、異性の猫を求めて外に出たがることがあります。
避妊・去勢手術を行うと、発情期が来なくなるため、発情期が原因での脱走を防ぐことが可能です。

外への好奇心

家の中で刺激の少ない生活を送っている猫は、刺激を求めて脱走しようとする可能性があります。
窓の外には、ノラ猫や虫、他の動物など猫を刺激するものが数多くあります。
好奇心旺盛な猫や元ノラ猫に限らず、家の中で遊び相手がおらず、毎日退屈に過ごしている猫は、外に出たいという気持ちが大きくなるようです。

環境に対する不満

猫は縄張り意識が強く、環境の変化を嫌います。
そのため、引っ越しや、ペットショップなどから迎えたばかりの猫は、元の場所に戻ろうと脱走することがあります。
また、引っ越しだけでなく、大掃除や模様替え、新しい猫を迎えるなども猫にとっては環境の変化になるため、脱走の原因となる可能性があります。

脱走経路ができていたから

猫の脱走経路は、玄関、窓、ベランダがほとんどです。
そのため、脱走経路の場所が開いていたら好奇心から脱走する恐れがあります。
また、普段はきちんと戸締りをしていても、不測の事態が起きたときに、脱走を成功させる場合があります。
例えば、地震や台風が発生したとき、窓ガラスが割れたり、玄関ドアが閉まらなくなったりすると猫が逃げ出す原因となります。

脱走しやすい猫の特徴

猫同士で毛繕いをする

どんな猫でも、脱走するリスクがありますが、猫の中でも脱走しやすい猫がいます。ここでは脱走しやすい猫の特徴を4つ紹介します。

避妊・去勢をしていない猫

年2,3回くる発情期の時期に、異性の猫を探して外に出ることがあります。

他の猫と仲良くできない猫

同居の猫と相性が悪い場合、その環境に不満を持ち、脱走する可能性があります。

元ノラ猫

外の世界を知っているため、室内での環境に不満を持ち、外生活に戻るために脱走を図ることがあります。

好奇心旺盛な猫

好奇心旺盛な猫は、何でも興味を持つため、外の刺激の多い世界にも興味を持ち、外に出てしまう恐れがあります。

猫が脱走しやすい場所と対策

猫の性格がきつい!04

猫が逃走しやすい場所はどのような場所になるのでしょうか?
猫や、住まいによって様々異なる部分はありますが、多くの場合は下記になります!

玄関

猫が一番脱走しやすい場所は、玄関のドアです。飼い主が出入りする瞬間に、横からすり抜けて脱走します。
そのため、玄関ドアに近づけないように、ドア前に高い柵を設置することをおすすめします。
猫のジャンプ力は最大で2mとされており、柵の高さも考えて設置しましょう。

窓も猫が脱走しやすい場所です。
猫によっては、カギのかかっていない窓を自分で開けて脱走する場合もあります。
そのため、窓は必ずカギをかけておくことが大切です。
また、何も対策をしていない網戸も危険です。
網戸にするときは猫が開けられないようにストッパーを付けたり、網戸の前にフェンスを置くことが大切です。
猫は、ベランダの手すりに登り、そのまま外へ脱出する可能性もあります。
そのため、猫をベランダに出すことは、避けた方が良いでしょう。
猫をベランダに出す場合は、ベランダ全体をネットやフェンスで覆うなどの対策が必要です。

記事執筆者・監修者

西尾 亮佑
西尾 亮佑

【ペット業界15年以上】
横浜ペットコミュニティ専門学院にてトリミング・訓練を学び、大手ペットショップ・ペットメーカーに勤務し、数多くのペットショップ・トリミングサロン・動物病院を視察。

その中でペット業界の矛盾の多さや、利益優先に嫌気がさし、愛犬・愛猫の健康面を最優先に考える想いを貫くため、2020/07/15にDog&Cat CLEARを設立 愛猫18匹と愛犬2匹と共に『飼い主が健康を守る』を発信。

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